令和6(2024)年9月15日(日)、去年に続いて2回目のドラゴンボートフェスティバルが予定通り開催されました。天気予報では雨または豪雨みたいな感じでしたが、日頃の行いが良いためか、雨は降らず時々青空が見えたりする蒸し暑い日になりました。
日本各地から54チーム、特に沖縄県から6チームの参加があり、外国の方も「陽気に」参加されていました。
9時から開会式。実行委員会会長半田佳彦先生の挨拶に続いて相生市長谷口芳紀氏、衆議院議員山口壯(元環境大臣)氏など、諸先生方の後に私も相生市医師会長として挨拶させて頂きました (写真@、A)。
山口議員は元外務省官僚で在米日本大使館にも長く勤務されていたので、挨拶の最後に大変流暢な英語でもスピーチされました。そこで私も挨拶の最後でお世辞にも流暢とは言えないコテコテの「関西弁風」に"Thank you very much for joining AIOI dragon boat festival 2024 …."とやったら結構ウケたように思います (写真A)。
司会者が「改めまして来賓の紹介…」ということで相生市長〇〇様…と、順に紹介が始まり、私の右隣に座っていた相生市議会議長〇〇様を紹介した後「次は自分や」と思い勢いよく立ち上がりました。すると、司会者が「相生市議会議員の皆様です」と紹介され、後ろに座っていた議員の皆様が一斉に立ち上がりました。私は「ずっこけ」てしまいました。私のフライングに会場は大爆笑。谷口市長や山口元大臣も大笑いしていました。 そのあと当然「相生市医師会長西川梅雄様」と紹介されたので、元気よく立ち上がって左手で帽子をとり、右手でこぶしを作って振り上げたら「大歓声」でした。自分で言うのもなんですが、間違ってもウケて笑いをとり開会式を「全部持って行った」感じでした (以上、開会式のフライング・ズッコケ爆笑事件)。
司会の方が開会式直後、私に紹介の順番間違えてすみませんでしたと謝りに来られたのですが、「開会式からあれだけ盛り上がったのは君(司会)のおかげやから私の方が感謝したい」と返事しました。考えてみると市議会議長の後に市会議員という順番の方が妥当かも知れません。
引き続いて9時半頃からドラゴンボート第1レース(予選1組)が始まりました。三部門すなわち【SPECIAL(経験者) 29チーム】【ROOKIES(初心者) 11チーム】【WOMEN(女子のみ) 14チーム】の合計54チームがそれぞれ熱戦を繰り広げました。
ここでドラゴンボートとペーロン競漕について説明します。日本ドラゴンボート協会ホームページによると、今回相生で使用されたドラゴンボートはスモール艇で『長さ9m、幅1.16m 、12人乗り(漕ぎ手10名、太鼓手1名、舵取り1名)』のボートで200mの直線コースを競漕するものです。一方相生ペーロン競漕の船は『長さ13m、幅1.58m、32人乗り(漕ぎ手28名、太鼓、銅鑼、艇長および舵取りがそれぞれ1名)』の木造和船です。相生ペーロンでは直線300mを右回りに1回ターンして往復する600m。男子決勝では2回ターンして1.5往復900mを競漕することになります。同じペーロン競漕でも長崎では左回りにターンするなど開催地域によって多少ルールに違いがあるようです。1チームの人数、コースの長さとターンの有無が主な違いです。注意すべきことはドラゴンボートは幅が狭く軽量なので不安定です。乗・下船時やゴールした後に喜んで漕ぎ手が立ち上がったりすると転覆(沈)することがあります。
開会式の後は主に本部・来賓テント付近をうろついていました。みなとの女王さんが挨拶に来はりました。当然記念撮影(写真B)をしました。その後、沖縄から参加のSummer DraGOns4,5(DraGOnsのGOは名簿のまま。4と5で2チーム)の方々が挨拶に来られました (写真C)。出身はどことか世間話をグダグダしていると、何だか次第に大変盛り上がって最終的にはほぼ全員集合して記念撮影 (写真D)。全員アメリカ海軍所属でした。U.S. NAVY Summer DraGOns特製のシールや小物(ペットボトルハーフカバー?)を頂きました。
また午後になってKADENA SHOGUNSのメンバーの方女性2名が近寄ってきて、特製のステッカーなどを頂きました。こちらはUS Air Force(米空軍)所属でした。国際交流も多少できたかなという感じです。
なお、ROOKIES(初心者)準決勝で某チームのドラゴンボートがゴール通過後転覆(沈)するというハプニングがありました。幸いけが人などはなかったのですが、気を付けてほしいところです。競漕は順調に進み午後4時過ぎに第29レースSPECIAL(経験者)の決勝戦=最終レースが行われました。大きな事故やけが人、病人も発生することなく無事終了しました。
朝から晩まで「熱い」1日でした。 |