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 相生市医師会のホームページをご覧いただきありがとうございます。平成30(西暦2018)年1月1日から相生市医師会第11代会長を拝命しました西川梅雄です。

 去年は2人の日本人がノーベル賞を受賞しました。日本人のダブル受賞は10年ぶりということです。
 1人目は生理学・医学賞の坂口志文先生。授賞理由は『末梢性免疫寛容に関する発見』です。すなわち「制御性T細胞」の発見とその機能解明に関する研究業績が認められたということです。私が大学卒業した1982年ころはT細胞サプレッサーT細胞と呼ばれていたように思います。アレルギー症状抑制、がん治療、臓器移植などへ応用される可能性があります。
 2人目は化学賞を受賞した北川進先生。授賞理由は『金属有機構造体Metal Organic Framework、MOF(または多孔性金属錯体Porous Coordination Polymer、PCP)の開発』ということです。この金属有機構造体は特定の気体を貯蔵したり分離したりでき、地球温暖化対策への応用も可能と言われています。

 昨年10月21日、高市早苗氏が第104代総理大臣に就任されました。日本初の女性総理大臣の誕生です。新総理の発言「働いて働いて働いて働いて働いてまいります。」(働いて×5)が流行語大賞にもなりました。「働き方改革に逆行するような発言」などの議論も出ましたが、私はやる気がある時、やらねばならない時、自分の好きなものが仕事である時など時間を考えずに「働く」べき時はあると思います。いずれにせよ私もかくありたいと思います。
 「ワークライフバランスという言葉を捨てる」とも言われましたが、私はちょっと余分な発言だと思います。自分の現在のワークライフバランスが100%仕事に偏っているだけのことです。例えば芸術家。新しい作品を作る時「寝食を忘れて」創作活動をしてもよいわけで、おそらく「寝食を忘れて」出来上がった作品は、他人から見ても素晴らしい評価を得ることになるのです。

 去年11月に私の母校である「大阪府立三国丘(みくにがおか)高等学校創立130周年記念式典と祝賀会」に卒業生の1人として参加してきました。
 皆様ご存じのサッカーJリーグを創った川渕三郎氏が第7回卒業生です。記念祝賀会で何とか直接挨拶できました。サッカーJリーグ初代チェアマンで現在日本トップリーグ連携機構の会長をされています。「夢があるから強くなる」と題した川渕三郎先輩のスピーチが約30分ありました。これがなかなか面白かったです。当たり前ですがほとんど高校時代の話でした。
 この報告の詳細は相生市医師会ホームページの左側メニュー「広報など」のバナーをクリックすると出てきますので見てください。

 ところで日本医師会が昨年6〜7月に行った病院緊急調査の結果によると、2024(令和6)年度の経常収支が赤字の病院は全体の62.2%でその開設主体別内訳は公立病院90.9%、国立病院85.0%、公的病院68.4%、医療法人56.4%、その他74%でした。廃業(倒産)する病院や診療所がかなり出てきました。
 この原因は色々あろうかと思います。人件費や物価上昇に対して診療報酬が1点=10円のまま全く上昇していないことが原因の一つであることは明らかです。
 いずれにせよこのままでは2025(令和7)年度はもっと酷い赤字になるでしょう。わが国の優れた医療制度を持続可能にするために、国民皆様のご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 これからも相生市医師会は相生市を中心とする西播磨住民の方々の健康を今後も護り続けます。
 本年もどうかよろしくお願い致します。

合掌。

令和8年1月1日
相生市医師会 会長 西川梅雄