相生市医師会ホームページをご覧いただきありがとうございます。
昨年1月1日から相生市医師会 第11代会長を拝命しました西川梅雄です。

 昨年は大阪北部地震、中国地方の大雨、台風による被害など災害の多い年でした。被災された方々にお見舞い申しあげます。自然災害だけでなく「人災」も多々あったようですが、今年は穏やかな年になるよう祈りあげます。

 相生市は兵庫県南西部の端、岡山県境に近いところにある人口3万人ほどの町です。西に赤穂市と上郡町、東にたつの市が隣接しています。新幹線の相生駅があり高速道路(山陽自動車道)のインターチェンジも近く、交通至便です。また瀬戸内海に面しており、気候温暖で古(いにしえ)より台風や地震など自然災害の少ない地域であります。

 当医師会は会員数約50名の小さな医師会ですが、相生市内外の医療機関、いわゆる病・診、病・病間あるいは医療・介護・福祉関係多職種間の連携は良好です。西播磨圏域6病院からなる「輪番制」や相生市内の病院・診療所からなる「当番医」の中にも当医師会会員が多数参加しています。
 常に行政関係各位、相生市との連携を密にとりながら市民の皆様に安心・安全な医療、介護サービスを提供するべく日夜努力しております。
 毎年5月から7月にかけて「健康大学講座」を10回開催し、毎回200名以上の方々に参加して頂いております。相生市以外の市町から参加して頂いている方も多いようです。「市民フォーラム」も年1回開催しています。これらが少しでも西播磨地域の皆様の、日々の健康保持、疾病予防のお役に立てば幸いです。
 また当医師会では一部の学校・学年で一般の健康診断とは別に整形外科医による運動器検診を行っています。
 さらに兵庫県医師会と連携を取りながら、JMAT(日本医師会災害医療チーム)の活動などを通じて、有事の際の災害医療にも取り組んでおります。

 今後とも安全・安心・良質な医療を提供すべく尽力してまいりますので、医師会活動へのご協力・ご理解賜りますようお願い申し上げます。

平成31年1月1日
相生市医師会 会長 西川梅雄